2016年 4月

まずアンダーステアとは、一定のハンドル角で旋回している時に、
速度が上昇するに従って外側に膨らんでしまうステアリング特性です。
これは前輪が横滑りしてしまうためで、FF車ではこれが起こりやすくなります。
ではなぜFF車では前輪が横滑りしやすいのでしょうか。

車が旋回中は、外側に遠心力がかかっています。
FF車はフロントにエンジンという重量物があるため、フロント側の方が遠心力が強くなります。
リア側よりフロント側が外側に行く力が強くなりますので、外側に膨らんでしまいます。

また車が前後進・旋回するためにはタイヤのグリップ力が必要なのですが、
タイヤのグリップ力は前後方向と横方向の合計が一定になります。
そのため前後方向=駆動力のグリップ力が上がれば、横方向=旋回力のグリップ力は下がります。
ですので前輪で駆動するFF車は、加速して前輪の駆動力を上げると旋回力が落ちるため、
前輪が外側に膨らんでしまいます。

更に加速中は後ろに荷重がかかるため、前輪に荷重がかかりにくくなり、
タイヤのグリップ力そのものが低下します。
なので、より前輪の旋回力が落ちて、外側に膨らんでしまいます。

以上のようなデメリットがFF車にはあります。

シニア02自動車の駆動方式には数種類ありますが、ポピュラーなのはFF(前輪駆動)とFR(後輪駆動)です。

一般にFF車は実用性が高く、また価格が安いというメリットがあります。逆にFRは走りを楽しめる、価格が高いといった傾向があります。

そういった点を詳しく解説していきます。まずFF車はエンジンやドライブが前にありますので、FRのようにプロペラシャフトが必要、ということがありません。そのため部品を少なくでき、製造コストを安くできます。

また、プロペラシャフトを通す必要がありませんので、その分室内を広くしやすいというメリットもあります。

一方で、重量バランスが前寄りになります。これはハンドリングがスポーティーでない、というデメリットを生みます。ハンドルを切った方向に思い通りに曲がるという感覚を実現するには、後輪駆動のオーバーステアのほうが断然有利です。アンダーステアになるFFではそういった走りをするには向いていない、というわけです。

また、後輪駆動車であれば、後輪は操舵だけに使われます。そのためハンドリング性能が高くなります。逆にFF車の場合、前輪が回転しつつ操舵も行いますので、ハンドリング性能が悪くなります。

FF車はフロント側にエンジンを搭載し、前輪を回転させることによって進行する自動車です。
この駆動方式は比較的安価かつ、スピンしづらいという特徴があるのですが、それと同時にいくつかのデメリットがあります。
まず最初に挙げておきたいこととなるのが、フロントタイヤに対して大きな負担がかかるということです。
例えば後輪を回転させて進行するFR車の場合、フロントタイヤはかじ取りとしての役割だけをにないます。
4WDの場合もフロント・リヤの両方に対して負担が分散するのですが、FF車の場合は回転しているタイヤを動かすことで方向転換をするわけですから、非常に大きな負担がかかってしまうのです。
そのため走行時に過大な負担がかかるスポーツ目的にはあまり向いていないと言わざるを得ません。
次に、フロント側に対してだけ大きな荷重がかかっているということも構造上の短所であると言えます。
フロント時に荷重がかかっているため、カーブをする時には荷重がかかっているフロントが中心となってリヤを振ることになります。
そのためカーブ時にはコーナーの外側に流されやすく、同じサイズの4WD・FR車と比べると小回りが利きづらくなってしまうのです。
FF車なりのメリットがあることも確かですが、それと同時に短所となるポイントもあるのです。

シニア03FR車はフロントに配置されたエンジンから発生した動力を後輪にプロペラシャフトを使って伝えます。そして、プロペラシャフトはデフを介して後輪を駆動させます。そのため、それらのパーツが車体底面に配置される事から、その容量分室内のスペースが必要になります。しかし、FF車ではこのプロペラシャフトとデフがありません。パーツを配置する必要が無くなる分FF車はFR車に比べて広い空間を利用できることになります。FF車は居住空間の広さをFR車に比べて広くとることが出来る事が特徴の一つです。また、床面をフラットな構造にする事も可能になり、ワンボックスカーなどではフラットで床の高さが低く設計できることから、荷物の積み下ろしが楽になるなどの効果もあります。そして、エンジンが横置きとなることでエンジンルームを横型に設計出来る事で全体の車長にしめるエンジンルームの長さを低く抑える事が出来る事も、居住空間を広げられる要素の一つになります。このような理由から近年のワンボックスカーに占めるFF車の割合は非常に高く、4WDのような特殊な用途が必要となる場合を除き国産車のほとんどがこのタイプのワンボックスカーとして販売されています。

自動車のエンジン駆動方式は大きく分けると、前輪駆動と後輪駆動そして四輪駆動の3種類になります。その中でも最近の多くの自動車に採用されている駆動方式は前輪駆動です。前輪駆動は、自動車の前の2つの車輪を駆動輪にするので、エンジンもその近くに配置されることが多いため「フロントエンジン・フロントドライブ方式」や、それを略した「FF方式」とも呼ばれます。
FF方式の自動車の最大のメリットは、悪天候の中でも走行安定性が高いという点です。その理由は重心のかかり具合です。自動車の部品の中で一番重量があるエンジンやトランスミッションが前方に配置される反面、後方にはそれほど大きな部品がありません。ですからFF方式の乗用車の場合、駆動輪である前輪に車体の重量の多くがかかるため安定性が良く、強雨でもスリップしにくいのです。さらに駆動輪が空回りしにくいということで、雪道での発進もスムーズです。
今ではポピュラーなFF方式ですが、今のように普及するまでにはかなりの時間を要しました。1959年にエンジンを横に置き、その下にトランスミッションを配置する方式が採用されました。これによって省スペースが実現し、現在では小型でも安定性があるFF方式の自動車に人気が集まっています。

シニア01ミニバンなどの多くの車に使われているFFという駆動方式は、フロントにエンジンが搭載されていて、駆動するのも前輪ということになります。その最大のメリットは、クルマの室内空間を広く取れるという点にあります。では、なぜ室内空間を広くできるのかというと、エンジンのパワーを足回りの駆動系に伝えるためのドライブシャフトが必要ないので、居住空間を大きく取れるからです。また、ドライブシャフトの部品がない分、安価に製造できることも特長で、そのため多くの量産車種に採用されているのです。さらに、ドライビングにおいても、FF車は運転しやすいという利点があります。FF車は前輪が駆動するために、クイックなハンドリングが可能で、フロントに荷重がかかりやすいために曲がりやすいのです。それにより、初心者にも運転しやすいということが言えます。ただし、クルマのパワーが直に前輪に伝わりやすいので、アクセルを全開にし過ぎると、非常にナーバスな動きをすることはあるので、スポーツ走行向きではありません。けれども、一般道を普通にドライブする分には、素直なハンドリングが却って扱いやすいと感じるでしょう。ただ、一般のドライバーがFF車であるということを意識するようなことはほとんどないので、快適な車内とドライビングを満喫したいなら、FF車がオススメです。

FF方式の車はフロント部分にエンジンを配置し、前輪で駆動します。車の進む方向の舵取りをする操舵と駆動輪が同じフロント部分のタイヤで行われるので、ハンドルを切った方向へスムーズに進むことができます。
また、FF式の車の場合に気になるのはカーブでの操作方法。FF式の車はアンダーステアリングを起こしやすい特性を持っています。カーブを操作する場合には注意が必要です。アンダーステアリングとは曲がろうとしたときに速度を上げた場合、速度が上昇するのにしたがって、車が外側へ膨らんでいってしまうことを言います。前輪が横滑りをしている状態になります。アンダーステアリングの状態が続くと最悪の場合、ガードレールなどに追突してしまします。そんな最悪の状態にならないために、この現象がおきたら、まずアクセルから足を外し、エンジンブレーキを利用しましょう。このアクセルオフによりアンダーステアリングの状態を解消することが可能です。初心者だと、自分の意図しない方向に車が行ってしまって慌ててしまうかもしれませんが、まずはアクセルをオフにすると覚えておくとよいでしょう。FF式の車は車内が広々としているなどメリットがたくさんあリ、乗っている人も多くいます。安全運転のために、アンダーステアリングという特性があることを頭に入れときましょう。

card-man01_lパワフルな走りで雪道や山道などでも難なく走行ができるとして高い人気を誇っている4WDやFRの自動車ですが、4WD車やFR車を動かすために最も重要と考えられているパーツの一つがプロペラシャフトと呼ばれるパーツになります。

4WD車やFR車はエンジンとデファレンシャルギアの位置が離れているため、エンジンで生じた駆動力を伝達するために車体中央を前後に走る回転軸が設置されているというわけなのです。
なおこのシャフトは自動車のレイアウトの関係などでセンターベアリングが用いられて2分割されているというケースも珍しくはなくなっています。

走行中にシャフト部分が高速で回転するため交換をせずに一つのシャフトを長く使い続けていると安全性に支障をきたすということが度々指摘されます。
耐久性を確保するために鋼管で作られることが多くなっていますが、軽量化を測るために近年ではカーボン素材などで作られることも多くなっています。

なお、元々はスクリュープロペラを駆動するための軸として考案されたものでしたが、現在では船以外にも多くの乗り物で同様の役割を果たす動力伝達軸として用いられるようになったため、このような名称になったと言われています。

FFはフロントエンジン・フロントドライブの略であり車の前方にエンジンがあり、駆動輪が前輪のことをさします。
この駆動方式の特徴としては重たいエンジンがある前輪が駆動輪となっているので、効率よくタイヤに力を加えることができるので走行の安定性が高いという特徴があります。
また、タイヤに荷重がかかりやすいので雨や雪道でもグリップしやすく走行しやすいという特徴があります。

後輪を駆動させることがないため、後輪を駆動させるためのプロペラシャフトが必要なくなるため車内の空間を広く取りやすく、また部品の点数が少ない分だけ車の重量を減らすことができます。
車の重量を減らすことができるということは、その分だけ燃費を良くすることができます。

しかし、利点だけではなく駆動と操舵を前輪で同時に行うことにより曲がりにくくなってしまうといった、運動性能が他の駆動方式と比較して劣る傾向にあります。
大出力の車に向かない方式でもあるため、パワーのある車が少ないというのも欠点のひとつになっています。
そして、前輪の切れ角を大きくとることができないため小回りが利きにくいというのも、フロントエンジン・フロントドライブ方式の欠点の一つになっています。

card-hand02_lFF(フロントエンジン・フロントドライブ)の車種というのは非常に多いものですが、なぜこれほどまでに多く支持をされているかというとそれだけ多くの利点があるためです。
まず、一番大きな利点としてはフロントエンジン・フロントドライブ方式の車というのは現在主流であり低コストで作ることができる車であるため、安く購入をすることができるという利点があります。
車のように高価なものであれば、少し安くなっただけでもかなり大きな金額になるので安さというのは選ばれる大きな理由のひとつになっています。

次に車内が広いという利点がありFRの車と違ってプロペラシャフトと呼ばれる部品がないため、その分だけ車内を広くすることが出来るという利点があります。
車内は広い方が快適で便利ですから、広い空間を取ることができるフロントエンジン・フロントドライブ方式はそれだけ支持されやすいものとなっているのです。
誰でも運転がしやすいというのも選ばれる理由のひとつであり、駆動輪である前輪の上に重いエンジンがあることからタイヤに荷重がかかりやすく安定した走りをすることができ、雪道などでもFRと違って走行することができるため運転がしやすいという利点があることから万人に選ばれるものとなっているのです。

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