2016年 2月

FFの車は最近非常に多くなっております。理由はエンジンから駆動回りがコンパクトになり製造コスト削減にもなるからです。部品の小型化は重量削減にもなりますし非常にいいことですが、一点ハンドリングにはどうしてもアンダーステアが出やすくなってしまうことが多くあります。それは車体の重量配分に大きく関係します。車体の中で重量のかさむもの、それは、まずはエンジン、そして変速機ですがその両方がFFの場合どうしても前方方向に陣取ってしまいます。エンジンから前輪を回すためなんですが、それが大きくアンダーステアの原因になってしまいます。コーナーでは車前方がどうしても外にもっていかれてしまいます。アクセルを吹かしてもタイヤは空転するだけでかえってグリップ力をなくしよりアンダーステアにもなってしまいます。FRの場合はアクセルを吹かすことにより車体の向きをコントロールすることが可能ですがFFではそれがかないません。FFでアンダーステアを抑えるように走るにはコーナー手前で十分なブレーキングです。ブレーキングで前輪に加重を掛ければタイヤの摩擦力は増え外に押し出される力にまさり、ずるずる外に膨らむことが回避できます。車体前方を浮き上がらせますとなおアンダーステアーが顕著に出てしまいます。

自動車は、エンジンの位置と駆動方式によって4つのパターンに分けることが出来ます。主にFF、FR、MR、RRの4つであり、その意味はFFであればフロントエンジン、フロントドライブとなります。

つまりフロントにエンジンが存在し、ハンドルを切った時に前輪が駆動するタイプがFFの特徴となります。一方、FRはフロントエンジン、リアドライブを意味しフロントにエンジンが存在し、後輪を駆動する方式が特徴です。

ちなみにMRはミッドエンジン、リアドライブ、RRはリアエンジン、リアドライブの意味です。特によく話題とされるのはFFとFRの違いであり、例えばFFには小回りがきかないというデメリットがあります。

その理由としては、FR車であれば右に曲がる場合はハンドルを目一杯切ったとき、後輪から曲がることとなるため、その分、曲がる角度が大きくなります。一方、FF車だとハンドルを目一杯切っても前輪から曲がるのでその分、角度が小さくなり、それが大回りをする原因となります。

またFF車はエンジンが横置きが一般的であるため、その分、前輪のタイヤの切れ角度を取りにくい点もあります。ただ車体の大きさがスポーツタイプのような大型の自動車の場合で大きな違いがあるぐらいで、軽自動車などの車体の小さい自動車ではそれほど問題とならないことが多いです。

長所が多く実用車向きのFF(フロントエンジン・フロントドライブ)ですが、もちろんデメリットもあります。
FF方式の車は、駆動力と旋回力を同時に前輪が負担するために、様々な問題が発生するのです。
まず、スピードの出し過ぎで曲がりにくくなるアンダーステア傾向と、スピードを落とすためにアクセルペダルを戻したときなどにハンドルを切った方向に急激に曲がってしまうタックイン傾向が強くなります。
さらに、構造上旋回半径が大きくなってしまい取り回しが悪くなりがちでもあります。
その結果、他の駆動方式と比べると曲がるのが難しいというデメリットが発生します。
また、強い加速時にハンドルを切っていないのに車が曲がろうとするトルクステア現象が起こりやすいというデメリットもあります。このため、ハイパワー車ではFF方式は採用されません。
高出力・大車重の大型車にも向きません。
それから、エンジンの振動が不快だという点もデメリットと言えるでしょう。乗り心地を重視する場合にはやはり気になってしまいます。
このように、FF方式にも様々なデメリットが存在するのです。
実用車として使う場合にはどれも問題にはなりませんが、乗りやすさを考えるなら考慮したほうが良いでしょう。a0002_004326

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)はエンジンからクラッチ、トランスミッション、デフギヤまでがすべて車両の前側に存在し、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)や4WDのように、駆動力を後輪に伝えるためのプロペラシャフトが必要ありません。
プロペラシャフトは一般的に車両の中央に、あまり車体の下部から張り出さないように置かれます。その空間を確保するために、運転席と助手席の間を通り後席の中央までの床面パネルが室内側に張り出すことになります。
この張り出しは、ミニバンではシートアレンジが限られたりウォークスルー(運転席と助手席の間や1列目と2列目の間を歩いて移動できる)ができないといった難点になり、セダンでは足元の窮屈さ(特に後席中央)や前席のシート設計の難しさに繋がりました。

FFでも車体の強度を増すために床面の中央を山型にする『センタートンネル』という構造はあるのですが、プロペラシャフトを通す必要が無いので室内への張り出しは最小限で済みます。また設計の自由度があるため、この部分に燃料タンクを収めている車もあります。

FFは車を走らせるための要素をまとめて前方に置くことで、人や荷物のための空間を最大限に利用できるレイアウトとして、サイズの限られる軽自動車から、汎用性が求められるコンパクトカー、多人数乗車で多彩に使えることを売りにしたいミニバンなど、あらゆる車種で使われています。

FFは走行安定性が高く、悪天候にも強いという利点があります。
その理由として駆動輪が重たいエンジンの真下にあることから、タイヤにトラクションがかかりやすく安定性が高まりやすくなります。
つまり、エンジンの重さがあることによってタイヤが路面としっかり密着することになり高い安定感が生まれることになります。
積雪路面などではその安定性を特に発揮することになり、後輪駆動の場合には駆動輪である後輪部分には重量物がなく駆動がかかりにくいのですが、FFの場合にはしっかりと地面とタイヤがくっつくので滑りやすい路面であってもしっかりと走行をすることができるのです。
そして、駆動輪と操舵輪が一緒であることから直進安定性が高いという利点があり、悪天候の時であっても安心して走行をすることができるのです。

四輪全てに駆動が伝わる4WDほど安定感が高いわけではありませんが、後輪駆動などと比較をすればはるかに高い安定性を誇ることになります。
また、FFの利点としては高い走行安定性にありながら、最も主流な駆動方式であり他の駆動方式と比較して車両価格が安価になりやすく、また重量も軽くなるので燃費も良くなる傾向に有るため安くて安定感のある車がほしいときに最適なものとなっています。

FFは非常にメリットの多い駆動方式となっていることから、多くの車種に採用されています。
まず、FFのメリットして部品の点数を少なく作ることができるので、安く車を製造することができるというものがあります。
安く製造をすることができれば、販売価格も安くなりますから購入をする側としては非常に利点の大きなものとなります。
次にプロペラシャフトという後輪に駆動力を伝えるための部品が必要なくなるので、車内空間を他の駆動方式と比べて広く取ることができるという利点があります。
部品の数が少ないということはその分だけ車の重量も少なくすることができるので、FRや4WDと比較した時に燃費が良くなるのもFFの特徴となっています。

駆動輪の上にエンジンが有ることによって、フロントタイヤにトラクションがかかりやすくなることからしっかりと路面にパワーを伝えることが出来安定した走行をすることができるのも大きなメリットとなっています。

このようにFFという車は非常に多くのメリットを持ちあわせた駆動方式となっているため、現在では主流となっていて多くの車種で採用をされていて、また多くの人が乗っているあるいは乗ったことのある駆動方式になっています。

スムーズな進行を心がけることは、人も車もいたわることに繋がります。急発進はやめてゆっくりとアクセルをふかしていくと、非常に滑らかな走行を持続できます。止まる時にも徐々に速度ダウンしていくと、車のエンジンストレスを解消し、タイヤの摩耗も極力弱めます。何より乗車中の人ががくんと前後にぶれず、幾度となると気分も悪くなって降りたいとはなりません。長いドライブや高速道路では追い越しのために何度も車線変更をするようになると、車体の揺れも酷くなりますので、よほど前方に遅い車がない限りは同じ車線を保ちたいものです。速度も上げたり下げたりせずに、状況を見て判断するのは大切ですが、なるべく一定にする方がスムーズな走りになります。カーブでは小さくカットせずに大きく道路脇に沿って切っていくと、とても楽な運転をイメージできます。特に山道でカーブが連続するような場合でもこの方法を心がけておくと、ドライバーも同乗者も疲れません。狭いスペースへの車庫入れにも、止まった状態にハンドルを切る末切りは避けて、少しずつでも動かしながらハンドルを切るようにすると、タイヤの微妙な減りを防御できます。何気ないちょっとした心使いで、エンジントラブルやタイヤの極端な摩耗を防ぎ、車寿命を延ばせます。a0002_004006

FFは室内空間を広くすることを目的とした駆動方式です。車体前方にエンジンと駆動輪をまとめてセッティングしているため、後輪が駆動輪となるFR(フロントエンジン・リアドライブ)や、後輪にも駆動力が必要な4WDなどに用いられるプロペラシャフトと呼ばれる前後輪間をつなぐ装置が不要なのです。また、プロペラシャフトの他にも省ける装置が多数存在するため、同形式、同グレードの車であっても、車重が100kg近く軽量化できる場合もあります。プロペラシャフトの存在感はとても薄いですので、ご自分の車の下を覗いてみるといいです。マフラーパイプの他に、中央にもう一本太いパイプがあれば、それがプロペラシャフトです。
室内からでも確認はできます。後席の中央に盛り上がりがあれば、その下にシャフトが通っていることになります。実はそれがあるかないかが、室内空間作りの鍵となってくるのです。現在の車は室内空間を広くするように設計されているため、FFのほうが自然と有利になるわけです。先述した通り、FFは車重が軽くなるため燃費面で4WD車より有利ですが、自動車重量税で優遇される場合もあります。ユーザーにとっては経済的にはいいことづくめですので、カーメーカーも部品点数が少なくて済むFF車を積極的に売り出しています。
しかし、FF車が必ずしもいいとは言えないケースもあります。後輪に駆動力が一切伝わらないため、降雪地帯や凍結路面においては発進ができなくなってしまうことがあります。なので、プロペラシャフトは必ずしもなくてもいい存在ではありません。安全装備は充実していますが、車選びはデメリットもよく理解したうえで決めましょう。a0002_000036

今現在、全世界で生産されている車のおよそ8割方はFFと言っていいでしょう。かつては車の主流はFRであり、後輪を駆動させて大地を蹴り前輪で操舵する、前と後で役割を分担させて自然な操縦性を得るのがひとつの理想的な考え方でしたが、車の主流がFFに移行して久しいです。仮にメーカー側の都合で生産性に優れている、生産コストが安いといった当初の理由があったにせよ、FFには独自の魅力があります。ひとつはスペース効率です。プロペラシャフトがないですから必然的に車内が広くなります。  セダン、小型車、ミニバンなど多くの車種がこぞって採用している主な理由のひとつです。それからプロペラシャフトなど後輪駆動で必要とされる部品がなく車重が軽くなります。軽さは車の大きなアドバンテージのひとつです。また生産コストが安いということは車両価格も総じて抑えることができるということになります。とここまでは、一般的な話です。もう少し掘り下げてコアな話をしてみましょう。FFはアンダーステアが顕著であると同時に、タックインもFRに比べて発生しやすいです。タックインとはコーナリング中にスロットルを絞るとハンドルが内向きに切れ込む現象のことを言います。今の車はハイテクによってこの癖を消していますが、昔の車は顕著でした。かつてのドライビング好きや今でも一部のカーマニアは、このFFならではの癖を逆に旋回に利用しています。これがひとつのドライビングの面白さに繋がります。a0001_000584

FFという駆動方式は一般の人が選ぶ駆動方式の中では最も多いものとなっていて、人気の高いものとなっています。
そのため、販売されている車種のほとんどがFF形式となっているのですが、なぜこの駆動方式はこれほどまでに一般的に用いられているのでしょうか。

その理由としては成熟された技術で、安価で作ることができるというものがまず挙げられます。
必要な部品点数も少なく、広く用いられている方式であることからコストも押さえやすいのでその結果として価格も安くなりやすいという利点があります。
部品点数が少ないことから、車重も軽くなりやすいので他の駆動方式と比較した場合に燃費が良くなるのもメリットとなっています。

次に必要な部品が車の前部に集中しているので、車内の空間を広く取りやすいという利点があります。
また、走行安定性に優れているのもFFの特徴であり重量物であるエンジンが駆動輪である前輪の上にあるので、路面に力を伝えやすい分だけ安定した走りをしやすいという特徴があるのです。

このようにFFというのは駆動方式の中で非常にバランスの取れたものとなっていることから、一般的な車種の大半はFFで作られていて、多くの人から指示されるものとなっているのです。a0001_000062

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